季節の香りを纏い花束を作るとき、自然と笑みがこぼれます。
なかなか思うように束ねられなくても、
手のひらの中の試行錯誤が、カタチとなっていく時
穏やかな安堵感や高揚感が生まれます。

花の種類は様々。
華やかに咲き誇るもの
控えめに、うつむき加減で咲くもの
小花がたくさん、可愛らしく集まって咲くもの
葉の香りが清々しいもの
花弁はなくとも、穂先から風を運んでくるもの
いろいろな個性が集まって
「花束」となります。

季節の花を、あえて自然の咲くままに
難しい法則などはなく
野に咲く花の様子を思い浮かべて
太陽に向かって咲く花
木陰を好む花
それぞれの個性を生かして
そこに咲く心地よさを感じる

日常の片隅に
そっと寄り添う花生けもよいものです。

小さなタマゴをちょこっと隠して
イースターの季節をたのしむ設えです。
釣鐘型に咲くクレマチスを、くしゅくしゅっと巻いて
鳥の巣のようにしてみました。

バイモユリ、レースフラワー、ブルースターも
こっそり隠れていますよ。

しっとりと艶やかなパリ色の「ブーケロン」。
赤色の組み合わせの中に、紅葉した葉先も仲間入りし
季節の花の趣深い組み合わせも、たのしみのひとつです。

丸く束ねるブーケロンは
全体を見渡しながら、茎と茎を丁寧に合わせます。
その重ねた茎の、斜めに揃った様子も
美しさのひとつとなります。

キュートな花束の出来上がりです。

「南天の実のリース」は
毎年欠かさず師走に仕立て、玄関先に飾ります。

南天の実の ”難を転じて福となす” の花言葉とともに
水引の変わり結びも添えて、新たな一年を迎えます。

小さなリース台に、
コロコロとした可愛らしい実は
根気よく、ひとつ、ひとつ、グルーで付けていきます。
完成した時の達成感は格別です。

Flower arranging Lesson では、
はじめて花を束ねる方から
季節の花をたのしみたい方まで
丁寧にお伝えいたします。

季節の花を、一緒にたのしみましょう。